大島海峡の東側入口近く、奄美大島側に位置する集落です。シャワー施設があり、海水浴を楽しむ事も出来ます。
また、海岸付近には、デイゴの大木や石垣が残っています。文化遺産は、石垣や厳島神社のティーヤなどがあります。
【信仰】
集落には厳島神社があります。祭神は玉依姫だと言われています。この神社には近隣のいくつかの集落の神様を合祀しているとも言われています。神社は集落の東側にあり,社殿の裏に鍾乳石を憑り代にしたイビガナシがまつられています。
集落の北側にあるナガヤマという場所に八幡神社があって戦時中には出征兵士の武運長久を祈願する神社として知られていました。
集落の西側の山中にグンギンが祀られています。
集落の泉水はテイカゴと呼ばれています。カミヤマ・テラヤマは集落の東側にあります。
ミャー(集落の祭りを行う広場)には以前は、東南の方向にアシャゲらしい建物の跡が
あったそうです。チキャライシ(力石)も確認されています。
集落の小字名にノロゴー(ノロ祭祀に関わる川?)と呼ばれる場所があります。
【遺跡・遺物】
瀬戸内町遺跡詳細分布調査報告書 P28,29