鹿児島市から南へ約380㎞の洋上にある奄美大島。
その奄美大島の南に瀬戸内町は位置します。
大島海峡をはさんで加計呂麻島、
さらにその南に請島・与路島があり、有人4島と大島海峡からなる島嶼の町です。
総面積は、239km2で、構成比は奄美大島側58.13%、加計呂麻島32.38%、請島5.58%、与路島3.91%となっています。
町域の約87%が林野で占められていて、いずれも300~400mほどの山岳地が連なり、急斜面となって海岸に迫っています。
海岸線は、複雑なリアス式海岸を形成していて、集落の多くは深い入江の湾内に位置しています。
これらの深い入江は、天然の良港としてかつては軍港として利用され、
現在も台風時の船舶の避難港としての役割を果たしています。
また、近年では、穏やかな湾内を利用した養殖業も盛んです。