西古見にしこみ

大島海峡の最西端、奄美大島側に位置しています。戦時中は、砲台が築かれ大島海峡の西側入口を守っていました。現在でも弾薬庫跡などを見ることが出来ます。また、奄美大島最西端の曽津高崎には、奄美大島で最初の灯台が建てられており、現在も代替わりした灯台が通りかかる船の安全を守っています。なお、西古見集落出身の朝虎松は、奄美大島カツオ漁の創始者です。明治32年頃から鰹漁業が盛んにおこなわれるようになりました。沖の三つの立神は、沖の立神をウキヌタチガミ、真ん中をナハンタチガミ、磯に近い立神をネィトヌタチガミと呼んでいます。文化遺産は、砲台跡、朝虎松の碑などがあります。

【信仰】
琴平神社のある森をテラヤマと呼びます。神社に狗犬があり,集落ではこのコマイヌのことを「トライン」とよんでいます。神社の前の道を「トラミチ」と呼びます。
集落に大和墓が5~6基あったのですが,町誌の記録では誰を祀ったのか不明との記録があります。集落の入口の森をミャーヤマと言います。
西古見と池堂の間の岬をウムグスコ(海城)と呼びます。
 

【遺跡・遺物】
瀬戸内町遺跡詳細分布調査報告書 P44.45.46.47
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