しば

大島海峡の西側、加計呂麻島側に位置しています。ロシア文学者であり、奄美群島の日本復帰にも尽力された昇曙夢さんの出身地でもあり、集落には銅像も建てられています。の随所に昇さんに関わる碑が建てられています。また、集落の中心にはレンガ作りの塀やアシャゲなども残されています。文化遺産としては、昇曙夢やアシャゲなどがあります。

【信仰】
集落のカミヤマはテラヤマと呼ばれています。カミヤマには、集落の人たちからアクワサマと呼ばれ信仰されている秋葉神社があります。ミャー(集落の祭りを行う広場)は集落の中心にありミャーの南側にトネヤがあります。
集落のノロ祭祀として行うアラフバナ(新穂祭)の時だけ年に1度だけ浜からウルイシ(珊瑚)を拾ってきてトネヤを清めています。
テラヤマの麓にローグと呼ばれる広場があり、旧暦8月の丙(ヒノエ)のアラセツにはそこに3つ石を備えて釜戸をつくり火の神祭りをします。集落の共同水汲場は集落のテランシャ(神社の下)のキュッゴーとローグの東側にあるソチの2か所がありました。

【遺跡・遺物】
瀬戸内町遺跡詳細分布調査報告書 P52,53,54,55

バッケバッケ
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