須子茂すこも

加計呂麻島の西側、与路側に位置しています。集落には、トネヤやアシャゲ、カミミチ、神社など民俗空間が多く残っており、砂地の集落道も残されていることから、昔ながらの集落空間を楽しむ旅人に人気があります。また、須子茂小学校には旧奉安殿などの文化遺産が、集落内には弥生時代の遺跡が残されています。文化遺産は、アシャゲや旧奉安殿などがあります。

【信仰】
集落の西側に、ナハマ(サト)のトネヤとアシャゲがありアシャゲの東側にイビガナシがあります。
集落の東側に、アナタリ(カナク)のトネヤ跡とアシャゲがあります。
この二か所を底辺とする様に集落の背後にカミヤマがあり,カミヤマは両方の聖域から同時に拝されるような三角形の頂点の位置にあります。
この須茂集落の様な配置は、須子茂集落の集落空間の1つの特徴であると捉えることができます。集落の祭祀は、ミャーのある西側のナハマで始められ、東側のアナタリに移動します。


【遺跡・遺物】
瀬戸内町遺跡詳細分布調査報告書 P62.63.
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