大島海峡の西側、加計呂麻島側薩川湾に位置しています。
集落の中心海側にはミャーと呼ばれる広場があり、力石も残っています。
また、集落の東側の干潟には海垣が残り、旧暦のクガツクニチは「垣おこし」が行われています。
なお、木慈小学校跡地には旧奉安殿が残っており小さい集落ですが、文化遺産が多く残っています。
文化遺産は、海垣や旧奉安殿などがあります。
【信仰】
昭和50年頃の記録では、アシャゲと古い形式のトネヤがあります。また集落のミャー(集落の祭りを行う広場)にはアシャゲとトネヤ以外に個人が建てた「トネグラ」と呼ばれる高倉式のアシャゲがミャーの西側にあります。
集落の神祭り
集落背後の南側に小高い森がありますが,そこが集落の聖域になります。山中の一段下がっているところは「キガンジョ」(祈願所)と呼ばれていて神石があります。この場所では、
旧暦の5月5日に家内安全、無病息災を祈願します。
このキガンジョの上に上り詰めたところがウボツと呼ばれる集落のカミヤマになります。
垣起こし