加計呂麻島の中央付近、請島側に位置しています。小さな小道に囲まれた集落で、昔ながらの風景を楽しむ事が出来るため、ドラマの撮影にも使われました。
文化遺産は、ガジュマルや海辺の手作りベンチなどがあります。
【信仰】
村の西側にミャーがあり、そこにトネヤとアシャゲがあったがすでに撤去されています。この集落のアシャゲは床のはってある形のものであったと記録されています。
アシャゲの隣にグジの家があり,集落のカミヤマはミャー(集落の祭りを行う広場)を挟んで南側と北側に分かれていて北側のカミヤマと呼ばれる場所は少し盛り上がった場所で、はっきりと山の一部となっている場所ではありません。また南側のカミヤマには数本の木が立っていてその中の1本のタブの木は自然石で囲んでいて、イビガナシをの形をしています。また北側のカミヤマには墓があり,この墓にはヲナリガミとヰヒリガミを祀っています。
以前は,オーフリ(神送り)やハマウリの祭りが盛んに行われていました。
集落に神社はなく、ミシャクを炊いて神祭をすることはありません。
【遺跡・遺物】
瀬戸内町遺跡詳細分布調査報告書 P74,75