2月26日(火)に、油井集落の田んぼで「種もみまき」がありましたが、
4月21日(日)に田植えが行われました。。
今回の田植えには、
「油井集落・子ども会」、「油井小中学校」の児童、学校職員、PTA、そして集落の方々が参加されていました。
まずは、内田区長のあいさつです。
初めに、水田に植えられていた苗をみんなで採ります。
「自分で採れたよ~」と、嬉しそうに報告。
みんなが苗を採っている間、内田区長は苗を縛る藁を準備中です。
このように藁で苗を縛ります。(動画は写真をクリック↑)
「くくれたよ!」
お!何とか縛ることができましたね(藁を使って縛るのは、なかなか難しいんですよ)。
あぶし(=畦)に、苗がずらりと並びました。
苗を採り終えたら、次は水田の準備です。
昔は牛が行っていた作業。
今はトラクターにバトンタッチです。
田の均し(ならし)は、やっぱり人力でなくては!ですね。
さぁ、田植えの準備が整いました。
田植え開始!
でも、「どうやって植えるの~?」
「ここに植えらんば~」
親から子へ、田植えを教える姿。
きっと昔からこの光景は変わらないのでしょうね。
子供たちも一生懸命。
肘まで泥がついています。
田植えも半分すぎて、みんなの息もそろってきました。
で、やっぱりこうなりますよね・・・
田植え終了~!
体に着いた泥は、近くの川で洗い流します。
川までの道には、小さな足跡が・・・
この小さな足跡が、この先もずっと続いていってくれたらと思います。
「油井の豊年踊りは、稲刈りからの収穫を祝うおまつり。
種籾まきから稲を育てていかないと、本当の意味での収穫を祝う気持ちがわかないんです」
との、内田区長の言葉が心に残りました。
シマの一年は、種もみまき・田植えから始まります。
収穫の時期、稲穂があぶしを枕にするくらい、たくさん実りますように!
2013.4.14 瀬戸内町 油井 須佐礼
S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎
鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内