油井の稲作 田植え編

2013年04月29日 | 関連する集落:油井
2月26日(火)に、油井集落の田んぼで「種もみまき」がありましたが、

4月21日(日)に田植えが行われました。。



今回の田植えには、

「油井集落・子ども会」、「油井小中学校」の児童、学校職員、PTA、そして集落の方々が参加されていました。
内田区長あいさつ
まずは、内田区長のあいさつです。






苗準備1
初めに、水田に植えられていた苗をみんなで採ります。






とったよ
「自分で採れたよ~」と、嬉しそうに報告。






苗準備2 ワラ
みんなが苗を採っている間、内田区長は苗を縛る藁を準備中です。






苗準備3 くくり方このように藁で苗を縛ります。(動画は写真をクリック↑)






むすべたよ
「くくれたよ!」
お!何とか縛ることができましたね(藁を使って縛るのは、なかなか難しいんですよ)。






あぶしまくら 苗
あぶし(=畦)に、苗がずらりと並びました。






苗を採り終えたら、次は水田の準備です。
牛のかわり
昔は牛が行っていた作業。
今はトラクターにバトンタッチです。






たならし
田の均し(ならし)は、やっぱり人力でなくては!ですね。






田植え1
さぁ、田植えの準備が整いました。






田植え2 開始
田植え開始!
でも、「どうやって植えるの~?」






田植え3 ここに植えらんば
「ここに植えらんば~」
親から子へ、田植えを教える姿。
きっと昔からこの光景は変わらないのでしょうね。






田植え4 ひじまで
子供たちも一生懸命。
肘まで泥がついています。





田植え5 そろってきました
田植えも半分すぎて、みんなの息もそろってきました。





田植え6 やっぱり こうなる
で、やっぱりこうなりますよね・・・





田植え7 川であらう
田植え終了~!
体に着いた泥は、近くの川で洗い流します。





あしあと
川までの道には、小さな足跡が・・・
この小さな足跡が、この先もずっと続いていってくれたらと思います。




「油井の豊年踊りは、稲刈りからの収穫を祝うおまつり。
種籾まきから稲を育てていかないと、本当の意味での収穫を祝う気持ちがわかないんです」
との、内田区長の言葉が心に残りました。




シマの一年は、種もみまき・田植えから始まります。
遠景 定点
収穫の時期、稲穂があぶしを枕にするくらい、たくさん実りますように!






2013.4.14 瀬戸内町 油井 須佐礼

S.B.I (瀬戸内町 文化遺産 活用実行委員会) 隊長鼎

鹿児島県 奄美大島 瀬戸内町立図書館・郷土館内