日本復帰60周年記念行事 俵中学校編

2013年12月25日 | 関連する集落:
今年は、奄美群島が日本本土へ復帰して60周年の記念の年を迎えます。
 
奄美群島の各地では、復帰を祝う記念行事がたくさん行われていましたが、
私、調査員K.Kは、
加計呂麻島の俵集落・俵中学校の記念行事を調査してまいりました。
 
 

俵中学校の全校生徒数は、現在なんと、8名。
去年、俵っこトライアスロン大会を取材させていただいた、俵小学校は
今年、休校となってしまいました(今後どうなるか心配です)。

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今回、俵中学校のご協力をいただき、調査させて頂いた記念行事は、

①板付舟 大島海峡横断(6月30日)
②運動会(9月22日)
③文化祭(10月27日)
④ロードレース大会(12月12日)

の四つです。





まずは、
6月30日 板付舟 大島海峡横断3
須手集落からスタート。
加計呂麻島の俵集落を目指して、いざ舟漕ぎ。
波に揺られながら、一致団結。
 
 

声援の下、みんな無事にゴールしました。
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昨年の様子はこちら





9月22日 運動会
復帰60周年 俵中学校
                       ↑↑↑ 動画は、写真をクリック ↑↑↑

復帰60周年の旗を掲げて、「日本復帰の歌」の中、行進!!
思わず見ていた私も歌いたくなりました。(た~いへ~いよ~~の…♪)
 
各競技、少人数の中ででも一生懸命汗を流して頑張っていました。





10月27日 文化祭5
復帰記念ということで展示物は、自分たちで作成した、
戦跡関係の資料、復帰運動に尽力された泉芳朗さんの生涯、奄美の歴史年表などが展示されてました。
(私も勉強になりました。)
 
 
 復帰に尽力したシマの偉人 昇曙夢の生誕地 芝の散策は、こちら
 

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六調は、観客のおばあちゃんたちも楽しそうにニコニコして一緒に踊っていました。
大変賑やかな文化祭でした。





12月12日 ロードレース大会9
ロードレース大会は、午後から始まりました。
これが、俵中学校の今年最後を締めくくる大きな行事です。



俵から瀬相までの間をタスキをつないで走っていました。
顔を真っ赤にして息が切れるくらい一生懸命
声援を浴びて走っている姿に感動!!

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私もカメラを持って一生懸命後を追って走りましたが、途中でダウン↓
中学生の方が元気いっぱいでした。



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薩川集落の方々も応援に駆け付けておりました。ありがとうございます。
(この日の午前中は、薩川中もロードレース大会があったそうです。)
 
皆さんの手には、日の丸がはためいていました。
日の丸は、シマ復帰の象徴でもあります。



こうして、復帰60周年を記念した俵中学校の大きな行事が終了しました。

 
 
私も復帰50周年を迎えた時には、
何をしたのか、今でもはっきりと覚えています。
きっと今年の記念行事も
参加した生徒たちの心に残ることでしょう。

 
12月25日。
この日は、奄美群島が再び「日本」になった日。
そして、奄美群島復帰に尽力した先人たちの努力が結実した日。
その思いを大切に、そして忘れないために、
いつまでも後世に伝えて行きたい記念日です。




瀬戸内町
2013年
S.B.I 調査員  K.K