諸鈍のデイゴ並木

2012年06月15日 | 関連する集落:諸鈍
加計呂麻島の諸鈍(しょどん)にあるデイゴ並木。


毎年5月下旬ぐらいから6月上旬ぐらいまで花を咲かせます。
遅くなりましたが、昨日(6/14)見に行ってきました。


加計呂麻島のガイドさんのブログによると
6月11日や13日の状態がこんな咲き具合だったので
もう遅いなぁとは思いながら・・。
 


やはりほとんど散ってました。


が、それもまた
朱色の絨毯ができていて風情があり、
とてもステキです。


葉っぱがどんどん出ていて緑と
デイゴの朱色とのコントラストが
実際に見るともっと鮮やかで美しいですよ。



デイゴの木は瀬戸内町内でも
あちこちにありますが、
諸鈍のものは海岸沿い数百メートルに渡り
80本以上がつらなっているデイゴ並木。
昭和53年には、瀬戸内町の文化財・天然記念物に指定されています。


樹齢300年以上、
琉球との交易が盛んだった頃、
航海の目印に植栽されたと言われています。


最近は、デイゴヒメコバチの影響で
花が咲かない年が続いてましたが、
駆除の効果もあってか
少しずつ復活しているようです。


 




「デイゴの花がよく咲く年は、台風の当たり年」
なんていう島の人の言い伝えもありますが、
さて、今年はどうなることでしょうか。



2012.6.14
瀬戸内町 加計呂麻島 諸鈍

S.B.I (瀬戸内町文化遺産活用実行委員会)