リュウキュウアイ

キツネノマゴ科  Strobilanthus cusia
沖縄や奄美、鹿児島で栽培された染料用植物。原産地は東南アジア、台 湾。導入されたのは古い時代で琉球王朝のあった時代にはリュウキュウアイが使われていたが、李朝実録の記録(1477)からは別のアイ(コマツナギやタデアイ)が使われたのではないかという考察もあるので正確な年代は判らない。現在奄美では、ほとんど栽培はされていないが、沖縄では栽培している地域がある。逸出した集団は瀬戸内町内の山地にも見られる。